嵯峨御流のいけばな教室。十日えびすでの作品展示を目標に習いませんか
「えびすの宮会」は、いけばな嵯峨御流華道家 岡田脩克氏、岡田芳和氏の両氏を中心に発足しました。
縁あって、西宮神社会館の挿花を担当していただけることになったのを機に、当館でも教室を開催していただくことになりました。
まだ日程等は未定ですが、日々のおけいこを通して自然の四季の移ろいを体感し、十日えびすでの作品展示を目標とします。ぜひご参加ください。初心者の方も大歓迎です。
教室に関するお問合せ
嵯峨御流の華道
今から1200年ほど前、王朝文化華やかな平安時代に、嵯峨天皇が嵯峨院(今の大覚寺)の庭内の池で菊を手折り殿上の花瓶に挿されたことが嵯峨御流の起源と言われています。
大いなる宇宙の生命を一瓶に表現する流儀は気品と風格を兼ね備えています。
華道家 岡田芳和氏のプロフィール
昭和42年 | 父 岡田脩克(元 嵯峨御流副総裁)の元に生まれる。和歌山市在住 |
昭和58年 | 父 岡田脩克(元 嵯峨御流副総裁)に師事し嵯峨御流に入門。 |
平成2年 | 関西学院大学経済学部卒業 |
平成20年 | 嵯峨御流華道総司所 理事に就任(~令和4年3月) |
平成24年 | 公益財団法人 大桑教育文化振興財団 大桑文化奨励賞 受賞 |
平成27年 | 平成26年度和歌山市文化奨励賞 受賞 |
平成28年11月 | 中国美術学院 (CHINA ACADEMY OF ART)(旧称 中華人民共和国 国立芸術院) 第23回実践講座 特別招へい講師 『嵯峨天皇といけばな』―日本で花開いた中国文化― |
平成28年 | 国立和歌山大学 非常勤講師 |
令和3年 | 西宮神社華務職 就任 |
伝承に基づいて挿花される古典作品、斬新な発想により生み出される現代作品、いけばなの魅力をさらに伝える会場構成など、高く評価されている。また「いけばなデモンストレーション」や「こどもいけばな教室」などを開催し、広くいけばなの魅力を発信している。大学においても芸術分野、観光分野でのいけばな文化の発信に期待が寄せられている。
嵯峨御流 元副総裁
岡田脩克氏のプロフィール
平成20年 地域文化功労者文部科学大臣表彰
平成22年 旭日双光章 受章
平成24年 第50回密教学芸賞 受賞
神社会館での作品展示
ロビー展示
2018年正月も神社会館のロビーに見事ないけばなの大作が飾られました。
豪華さの中にも自然を慈しむ心が感じられる大作が正月、十日えびすで訪れられた多くのご来館者様の目を楽しませてくれています。
作品展ギャラリー
一月八日 献華祭
西宮神社本殿での献華祭
毎年1月8日、西宮神社本殿にて、岡田脩克、芳和両氏の奉仕による「献華祭」が斎行されます。 神様にお花をお供えする儀式です。